(公判調書の未整理と当事者の権利)
第50条
公判調書が次回の公判期日までに整理されなかつたときは、
裁判所書記は、
検察官、被告人 又は 弁護人の請求により、
次回の公判期日において 又は その期日までに、
前回の公判期日における証人の供述の要旨を告げなければならない。
この場合において、
請求をした検察官、被告人 又は 弁護人が
証人の供述の要旨の正確性につき異議を申し立てたときは、
その旨を調書に記載しなければならない。
裁判所書記は、
検察官、被告人 又は 弁護人の請求により、
次回の公判期日において 又は その期日までに、
前回の公判期日における証人の供述の要旨を告げなければならない。
この場合において、
請求をした検察官、被告人 又は 弁護人が
証人の供述の要旨の正確性につき異議を申し立てたときは、
その旨を調書に記載しなければならない。
2項
被告人 及び
弁護人の出頭なくして開廷した公判期日の公判調書が、
次回の公判期日までに整理されなかつたときは、
裁判所書記は、
次回の公判期日において 又は その期日までに、
出頭した被告人 又は 弁護人に
前回の公判期日における審理に関する重要な事項を告げなければならない。
次回の公判期日までに整理されなかつたときは、
裁判所書記は、
次回の公判期日において 又は その期日までに、
出頭した被告人 又は 弁護人に
前回の公判期日における審理に関する重要な事項を告げなければならない。