6色分け六法  >  民事訴訟法  > 編章別条文 > 第1編 第3章 第4節 訴訟代理人 及び 補佐人
民事訴訟法    全条文     全編章
第1編 総則    全条文     編章別条文→     次編 →     ↑先頭へ
第3章 当事者    全条文     編章別条文→     ← 前章     次章 →     ↑先頭へ
第4節 訴訟代理人 及び 補佐人    全条文     編章別条文→     ← 前節     ↑先頭へ
(訴訟代理人の資格)    条文別へ
第54条  法令により裁判上の行為をすることができる代理人のほか、
弁護士でなければ
訴訟代理人となることができない。
ただし、 簡易裁判所においては
その許可を得て
弁護士でない者を訴訟代理人とすることができる。
2項  前項の許可は、
いつでも取り消すことができる。
(訴訟代理権の範囲)    条文別へ
第55条  訴訟代理人は、
委任を受けた事件について、
反訴、参加、強制執行、仮差押え 及び 仮処分に関する訴訟行為をし、

かつ、 弁済を受領することができる。
2項  訴訟代理人は、
次に掲げる事項については、
特別の委任を受けなければならない。
 反訴の提起
 訴えの取下げ、和解、請求の放棄 若しくは 認諾 又は 第48条第50条第3項 及び 第51条において準用する場合を含む。)の規定による脱退
 控訴、上告 若しくは 第318条第1項の申立て 又は これらの取下げ
 第360条第367条第2項 及び 第378条第2項において準用する場合を含む。)の規定による異議の取下げ 又は その取下げについての同意
 代理人の選任
3項  訴訟代理権は、
制限することができない。
ただし、 弁護士でない訴訟代理人については
この限りでない。
4項  前3項の規定は、
法令により裁判上の行為をすることができる代理人の権限を妨げない。
(個別代理)    条文別へ
第56条  訴訟代理人が数人あるときは、
各自当事者を代理する。
2項  当事者が前項の規定と異なる定めをしても
その効力を生じない。
(当事者による更正)    条文別へ
第57条   訴訟代理人の事実に関する陳述は、
当事者が直ちに取り消し、 又は 更正したときは、
その効力を生じない。
(訴訟代理権の不消滅)    条文別へ
第58条  訴訟代理権は、
次に掲げる事由によっては、
消滅しない。
 当事者の死亡 又は 訴訟能力の喪失
 当事者である法人の合併による消滅
 当事者である受託者の信託に関する任務の終了
 法定代理人の死亡、訴訟能力の喪失 又は 代理権の消滅 若しくは 変更
2項  一定の資格を有する者で自己の名で他人のために訴訟の当事者となるものの訴訟代理人の代理権は、
当事者の死亡その他の事由による資格の喪失によっては、
消滅しない。
3項  前項の規定は、
選定当事者が死亡その他の事由により資格を喪失した場合
について準用する。
(法定代理の規定の準用)    条文別へ
第59条   第34条第1項 及び 第2項 並びに 第36条第1項の規定は、
訴訟代理
について準用する。
(補佐人)    条文別へ
第60条  当事者 又は 訴訟代理人は、
裁判所の許可を得て、
補佐人とともに出頭することができる。
2項  前項の許可は、
いつでも取り消すことができる。
3項  補佐人の陳述は、
当事者 又は 訴訟代理人が直ちに取り消し、 又は 更正しないときは、
当事者 又は 訴訟代理人が自らしたものとみなす。

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