6色分け六法  >  民事執行法  > 条文別 > 第125条 (二重差押えの禁止 及び 事件の併合)
民事執行法    全条文     全編章
第2章 強制執行    全条文     編章別条文→     ← 前章     次章 →
第2節 金銭の支払を目的とする債権についての強制執行    全条文     編章別条文→     ← 前節     次節 →
第3款 動産に対する強制執行    全条文     編章別条文→     ← 前款     次款 →
(二重差押えの禁止 及び 事件の併合)
第125条  執行官は、
差押物 又は 仮差押えの執行をした動産を更に差し押さえることができない。
2項  差押えを受けた債務者に対し
その差押えの場所について更に動産執行の申立てがあつた場合においては、

執行官は、
まだ差し押さえていない動産があるときは
これを差し押さえ、
差し押さえるべき動産がないときは
その旨を明らかにして、
その動産執行事件と先の動産執行事件とを併合しなければならない。

仮差押えの執行を受けた債務者に対しその執行の場所について更に動産執行の申立てがあつたときも、
同様とする。
3項  前項前段の規定により二個の動産執行事件が併合されたときは、
後の事件において差し押さえられた動産は、
併合の時に、
先の事件において差し押さえられたものとみなし、
後の事件の申立ては、
配当要求の効力を生ずる。
先の差押債権者が動産執行の申立てを取り下げたとき、
又は その申立てに係る手続が停止され、 若しくは 取り消されたときは、

先の事件において差し押さえられた動産は、
併合の時に、
後の事件のために差し押さえられたものとみなす。
4項  第2項後段の規定により仮差押執行事件と動産執行事件とが併合されたときは、
仮差押えの執行がされた動産は、
併合の時に、
動産執行事件において差し押さえられたものとみなし、
仮差押執行事件の申立ては、
配当要求の効力を生ずる。
差押債権者が動産執行の申立てを取り下げたとき、
又は その申立てに係る手続が取り消されたときは、

動産執行事件において差し押さえられた動産は、
併合の時に、
仮差押執行事件において仮差押えの執行がされたものとみなす。
次条 (第126条(差押えの効力が及ぶ範囲))

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