(取立訴訟)
第157条
差押債権者が第三債務者に対し差し押さえた債権に係る給付を求める訴え(以下「取立訴訟」という。)を提起したときは、
受訴裁判所は、
第三債務者の申立てにより、
他の債権者で訴状の送達の時までにその債権を差し押さえたものに対し、
共同訴訟人として原告に参加すべきことを命ずることができる。
受訴裁判所は、
第三債務者の申立てにより、
他の債権者で訴状の送達の時までにその債権を差し押さえたものに対し、
共同訴訟人として原告に参加すべきことを命ずることができる。
2項
前項の裁判は、
口頭弁論を経ないですることができる。
口頭弁論を経ないですることができる。
3項
取立訴訟の判決の効力は、
第1項の規定により参加すべきことを命じられた差押債権者で参加しなかつたものにも及ぶ。
第1項の規定により参加すべきことを命じられた差押債権者で参加しなかつたものにも及ぶ。
4項
前条第2項の規定により供託の義務を負う第三債務者に対する取立訴訟において、
原告の請求を認容するときは、
受訴裁判所は、
請求に係る金銭の支払は供託の方法によりすべき旨
を判決の主文に掲げなければならない。
原告の請求を認容するときは、
受訴裁判所は、
請求に係る金銭の支払は供託の方法によりすべき旨
を判決の主文に掲げなければならない。
5項
強制執行 又は
競売において、
前項に規定する判決の原告が配当等を受けるべきときは、
その配当等の額に相当する金銭は、
供託しなければならない。
前項に規定する判決の原告が配当等を受けるべきときは、
その配当等の額に相当する金銭は、
供託しなければならない。