6色分け六法  >  民法  > 編章別条文 > 第3編 第2章 第1節 第2款 契約の効力
民法    全条文     全編章
第3編 債権    全条文     編章別条文→     ← 前編     次編 →     ↑先頭へ
第2章 契約    全条文     編章別条文→     ← 前章     次章 →     ↑先頭へ
第1節 総則    全条文     編章別条文→     次節 →     ↑先頭へ
第2款 契約の効力    全条文     編章別条文→     ← 前款     次款 →     ↑先頭へ
(同時履行の抗弁)    条文別へ
第533条   双務契約の当事者の一方は、
相手方がその債務の履行を提供するまでは、
自己の債務の履行を拒むことができる。
ただし、 相手方の債務が弁済期にないときは
この限りでない。
(債権者の危険負担)    条文別へ
第534条  特定物に関する
物権の設定 又は 移転
を双務契約の目的とした場合において、
その物が債務者の責めに帰することができない事由によって滅失し、
又は 損傷したときは、

その滅失 又は 損傷は、
債権者の負担に帰する。
2項  不特定物に関する契約については、
第401条第2項の規定により
その物が確定した時から、

前項の規定を適用する。
(停止条件付双務契約における危険負担)    条文別へ
第535条  前条の規定は
停止条件付双務契約の目的物が
条件の成否が未定である間に滅失した場合には

適用しない。
2項  停止条件付双務契約の目的物が
債務者の責めに帰することができない事由によって損傷したときは、

その損傷は、
債権者の負担に帰する。
3項  停止条件付双務契約の目的物が
債務者の責めに帰すべき事由によって損傷した場合において、
条件が成就したときは、

債権者は、
その選択に従い、
契約の履行の請求 又は 解除権の行使をすることができる。

この場合においては、
損害賠償の請求を妨げない。
(債務者の危険負担等)    条文別へ
第536条  前2条に規定する場合を除き、
当事者双方の責めに帰することができない事由によって債務を履行することができなくなったときは、
債務者は、
反対給付を受ける権利を有しない。
2項  債権者の責めに帰すべき事由によって債務を履行することができなくなったときは、
債務者は、
反対給付を受ける権利を失わない。
この場合において、
自己の債務を免れたことによって利益を得たときは、

これを債権者に償還しなければならない。
(第三者のためにする契約)    条文別へ
第537条  契約により当事者の一方が第三者に対してある給付をすることを約したときは、
その第三者は、
債務者に対して直接にその給付を請求する権利を有する。
2項  前項の場合において、
第三者の権利は、
その第三者が債務者に対して
同項の契約の利益を享受する意思を表示した時に

発生する。
(第三者の権利の確定)    条文別へ
第538条   前条の規定により第三者の権利が発生した後は、
当事者は、
これを変更し、
又は 消滅させることができない。
(債務者の抗弁)    条文別へ
第539条   債務者は、
第537条第1項の契約に基づく抗弁をもって、
その契約の利益を受ける第三者に対抗することができる。

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